健康コラム
みそ汁を極めると面白い?
「みそ」には、「がんになりにくい」※1 などの効用があるようです。ちなみに、そんな「みそ」は、「みそ汁」にすると手軽に摂取できます。また、「みそ汁」は奥が深いため、極めてみると面白いかもしれません。
「みそ」の効用
- がんになりにくい※1
- 生活習慣病になりにくい
- 老化防止につながる
などが、代表的な「みそ」の効用と考えられます。つまり、「みそ」には、素晴らしい健康効果があるわけですね。「みその医者殺し」ということわざがあるくらい、「みそ」の健康効果は古くから言わているようです。(みそを摂取すると健康になり、医者のもとに人がいなくなるため)
「みそ汁」なら「みそ」を手軽に摂取できる
「みそ料理」と聞いて、すぐに思い浮かぶのが「みそ汁」でしょう。また、日本人であるのなら、「最も食したみそ料理」が「みそ汁」になるはずです。
やはり、手軽に「みそ」を摂取したいのなら、この「みそ汁」はかなり役立ってくれますよ。
レシピが簡単
「ダシを取る」「具材を煮込む」「みそを溶かす」といった感じに、「みそ汁」のレシピは簡単です。もちろん、何度も作れば体が覚えるので、ルーティンのように「みそ汁」を作れるようになりますよ。
また、「みそ汁」は冷めても再び火にかければ、出来立ての風味が戻りますので、家族の食事時間がバラバラでも安心です。
このように、「みそ汁」はレシピが簡単ですので、手軽に作ることができるのです。ひいては、手軽に「みそ」を摂取できるわけですね。
残り物を効率よく使える
「みそ汁」に合う具材は、とても多いものです。例えば、野菜だとネギ・大根・ニンジンなど、キノコだと椎茸・しめじ・エノキダケなどが合いますね。他にも、油揚げ・かまぼこ・ワカメなど、数えたらキリがないでしょう。
つまり、「みそ汁」であれば、残り物を効率よく使えるわけです。やはり、様々な残り物を使える「みそ汁」は、手軽に作れる料理だと言えるでしょう。
「みそ汁」は和食にも洋食にも合う?
和食に「みそ汁」が合うのは、当たり前のことですよね。ただ、洋食であっても、主食が白米なら、基本的には「みそ汁」が合います。
例えば、ハンバーグを作って、主食を白米にしたとします。この場合、「みそ汁」を出しても、何ら違和感はないでしょう。そもそも、「ハンバーグ+白米+みそ汁」って、定食でも普通にありますからね。
このように、意外と洋食にも合うのが、「みそ汁」なのです。やはり、様々な料理に合うわけですから、「みそ汁=手軽に摂取できるみそ料理」だと言えるでしょう。
「みそ汁」を極めてみよう
よく作る「みそ汁」だからこそ、それを極めてみても面白いでしょう。また、「みそ汁」を極めれば、バリエーションが増えるわけです。そのため、子どもは「みそ汁」に飽きることがありませんし、むしろ「みそ汁好き」になるかもしれません。
様々なタイプの「みそ」を使ってみる
「みそ」を大きく分けると、「白みそ」「赤みそ」「合わせみそ」の3タイプに分けられるでしょう。この、3タイプの「みそ」を、日替わりで使ってゆけば、様々な味の「みそ汁」が楽しめるはずです。
また、例えば「白みそ」においても、産地によって味は異なるものです。そのため、様々な産地の「みそ」を集めて、食べ比べてみても面白いでしょう。
具材とダシにこだわる
例えば、「みそ汁」の定番の具材として、「油揚げ」が挙げられますね。この、「油揚げ」にしてみても、製造会社によって、食感や味は異なります。もちろん、同じ「油揚げ」であっても、切り方や厚みを変えれば、「みそ汁」の風味は異なってきます。
油揚げ1つ取ってみても、こだわり次第で、全然違う「みそ汁」が完成するわけです。だからこそ、「みそ汁」の具材にこだわるのも、とても面白いものですよ。
また、「みそ汁」のダシにおいても、こだわると面白いものです。ちなみに私は、時間があるときは、粉末ダシを使わず、カツオ節からダシを取ります。やはり、ジックリとダシを取ることになるため、よりコクのある「みそ汁」が出来上がりますよ。
「みそ汁」を極めれば、子どもも喜ぶ
多くの家庭は、「みそ汁」を極めていません。そのため、毎日のように「みそ汁」が出てくると、子どもは飽きてしまうのです。
しかし、毎日のように「みそ」のタイプが違ったり、具材などがこだわられていたら、どうでしょうか。きっと、子どもは飽きることなく、「みそ汁」を食べることでしょう。
先述したように、「みそ」には素晴らしい健康効果があるわけです。だからこそ、「みそ汁」を極めて、子どもに喜んでもらうことも大切でしょう。
まとめ
「みそ」は「みそ汁」を飲むことで、手軽に摂取することができます。やはり、「みそ汁」のレシピは簡単ですし、残り物も効率よく使えるところが嬉しいですね。
ちなみに、「みそ」には、「がんになりにくい」「生活習慣病になりにくい」などの効用があります。
※1 国立がん研究センターによる多目的コホート研究(2003年)
岩手、秋田、長野、沖縄の4県14市町村に居住する40~59歳の女性21‚852人を対象に味噌汁や豆腐、納豆などの大豆製品摂取量、イソフラボン摂取量と乳がんの罹患率の関係を10年間にわたって追跡し、疫学調査を実施したところ、
- 味噌汁「1日1杯未満」の人の乳がん罹患率 1
- 味噌汁「1日2杯」 の人の罹患率 0.74
- 味噌汁「1日3杯以上」の人の乳がん罹患率 0.6
となり、1日1杯未満の人よりも、2杯の人は26%、3杯以上の人は40%も、乳がんの罹患が減少している結果が判明しています。疫学調査ですので、なぜ低いのかは今後の研究が麻やれるところです。(国立がん研究センター、新州一味噌のページを参考にしています)