お知らせ
2022年度の接種状況
インフルエンザワクチンの接種継続のお知らせ
2022年末よりインフルエンザの流行の兆しが見られます。連休中の夜間当番時にも患者様が来院されていました。各方面からの要請もあり、インフルエンザワクチンの接種を継続(再開)いたします。予約無しでも接種しますので来院されてお申し出ください。
例年ですと12月中に接種が終了していますが、薬卸屋様のご配慮もあり、継続接種しています。従来通り、予約無しでも接種しています。
感染症予防の行動様式が徹底されていますので、大流行には至らないかと思いますが、インフルエンザワクチンの接種がまだの方には、念のためインフルエンザワクチンの予防接種をお勧めしております。
インフルエンザワクチンの製造株(2021-2022)
厚生労働省健康局長が、2022年4月12日に発出した文書によると、2022年-2023年シーズン(令和4年度インフルエンザHAワクチン製造株)は、
- A型株 A/ビクトリア/1/2020(IVR-217)(H1N1)
- A型株 A/ダーウィン/9/2021(SAN-010)(H3N2)
- B型株 B/プーケット/3073/2013(山形系統)
- B型株 B/オーストリア/1359417/2021(BVR-26)(ビクトリア)
に決まりました。
年度途中で、世界的な流行状況の激変で変更(追加)されるようなことがなければ、この4価が使用されます。(平成26年までは3価ワクチン、平成27年以降は4価ワクチンになっています)
インフルエンザワクチンの製造状況
製造予定本数は、3,521万本です。1ml換算の本数で、大人の1回の接種量は0.5mlですので、7,042万回分です。
2021年は製造ラインの関係で、2,864万本と前年の2020年3,342万本を大幅に下回る製造数でしたが、2022は一昨年の3,342万本を上回る予定です。
インフルエンザワクチンの製造数と使用量
製造数 | 使用数 | |
平成27年 | 2,973 | 2,565 |
---|---|---|
平成28年 | 2,784 | 2,642 |
平成29年 | 2,643 | 2,491 |
平成30年 | 2,717 | 2,630 |
令和1年 | 2,942 | 2,825 |
令和2年 | 3,342 | 3,274 |
令和3年 | 2,867 | 2,597 |
令和4年 | 3,521 |
単位は1ml換算で万本。大人の接種量1回あたり0.5mlで換算すると、1本から2回接種できます。令和4年は製造計画数。
2022年シーズン(2022年秋から2023年春)のワクチン接種について
2022年は10月1日よりスタートします。