がん
大腸がん
大腸がんは、欧米風の食事を摂ることが多くなった日本において増えつつあるがんの一つです。初期の段階では自覚症状はほとんどありませんが、便に血が混じっていたり、下痢と便秘を繰り返すといった症状が見られるような場合には、かなり進んでいることが考えられますので、早めに必ず大腸がん検査を受けて下さい。
大腸がんになる原因は、食生活が最も大きなものとして考えられます。牛肉や豚肉、さらにベーコンやハムなどの加工肉を多く食べる人は、症状がなくても検査を受けておいたほうが良いでしょう。また、高齢になるほど発症しやすいのも特徴です。年齢で言えば40歳を過ぎたあたりから、がんになる確率が上昇します。男性よりも女性の方が少ないと言われていましたが、女性でもお肉を多く食べる人は検査しておくべきです。
大腸がん検査では、内視鏡を使うのが一般的です。そのため羞恥心から受けたくないと拒否する人も多く、受診率の低さにつながっています。現在は、受診者への負担も少ない手法が確立されていますので、最大のハードルは羞恥心です。